もうすぐ1年になるのか...!

昨日は、幼稚園で販売されていたランドセルの引き取りだったらしく、朝、子どもを送った後の年長さんの母たちが大きな箱を提げていた。長女のランドセルは幼稚園では買わなかったんだけれども(ほほほ)、そろそろ入学説明会があったりして、なんとなく年長さん、卒園→新1年生、って雰囲気が(当事者の学年ではないわたしにも)ひしひしーっと伝わってくる時期になった。


折りしも、先日、幼稚園であった講演会や園長先生のお話をうかがう機会があったこともあり、ちょうど1年前からこの4、5月あたりの長女の姿を思い出してしまった。先日の講演会での先生がおっしゃっていたのは、「『4月から1年生、わーーい!』なんて思っている子どもなんていないのよ。そりゃぁ、ランドセルや机を買ってもらったときはそうかもしれないけれど、だんだん不安と心配ばかりが大きくなっていくの。」という言葉を聴きながら、1ヶ月くらい何も語らず坂を上って帰る長女の後姿を思い出していたわけで。


子どもの心配や不安を親はすべて取り除いたり肩代わりすることができない。できない代わりに、その不安や心配を家の中で下ろしてホッとできるように、そういう場所や相手であってほしい、という話...乗り越えていくのは子どもであって、わたしではない...そうだよなぁ、そうなんだけど、つい...って。