相変わらず、長女のこと。

あちら*1のでは、

長女はひとりで勝手に大きくなっていくような気がします。後ろも振り返らずに。そうさせたのは、ほかならぬオカンなんだろうけれど、どうなんだろう。

な〜んて、ちょっと...かなり?!、とりすまして書いていますが(へへへ)、いやはや、子どもたちの変化が文字通り、日ましに...目に見えて...という感じ。いつの間にアカンボから幼児、年少さんから年長さん、年長さんから小学生、1年生から小学生の女の子、になるんだろうなぁ、と思っていたけれど、「この時期」だったんだなぁ、というか。

それがわかるようになっただけ、わたしもちょっと余裕ができたのか、子どもを見る、ということを少しはできるようになったきたのか、と思うけれど、「見た」ところで、接し方というか、人としては相変わらず親のほうのわたしが、というか、年上であるはずのわたしが子どもたちに甘えているような毎日です。

年末あたりまでが「最悪」でした。長女との相性や折り合い(という一言で済ませてしまうのは申し訳ないけど)がどうも合わない。お互いに話しかけるタイミングもずれまくり。そこは年長であるはずのわたしが、となればいいけれど、わたしとて「子ども」だから、いらいらするというか、もどかしいというか、じっくり聞く、ってことができない。
口を開けば「片付けて」「明日の用意できた?」「宿題した?」「(ゲームをするなら)勉強はしたの?」などなど、「今やろうと思っていたのに」ってことばかりを頭ごなしに言う、っていう最悪のオカンで。

そういうことを自分でもものすごく「わかって」いるんだけど、だからといって、自分を変えられない。
子どもたちには禁じている「だってさー」って感じになっちゃうんだよね。

だってさー、ちっともちゃんとやらないんだよ...だからガミガミ言うんだよ!!...という感じ。

確かに「明日の用意」ができない。
たとえば、明日はチアの発表会があって、持ち物はこれとこれで、何時ごろに家を出て、それから家に戻るのは何時だから、それまでに学校の宿題と用意をしておかないと...という思考ができない。ぜーーんぶばらばらにはわかっているんだよね。でも「流れ」がわからない、というか、考えていない。
もしかしたら「考えられない」のかもしれないけれど、もちろん、ひとつの漏れもなく万全に、ということではなくて、
「明日のチアの衣装と靴はこれ」と思ってカバンに入れておく、とか、「明日は一日中出かけていそうだから」、今のうちに宿題と用意をしておく、というようなことの、「  」の部分さえ至っていないのが、不思議。

細かいことを言えば、リビングのドアを開けて出入りすると、必ず「閉めない」。朝、行ってきます!と出かけると、玄関の電気を決して「消さない」。
根本的にこれと同じじゃないか!!!と思っていたところだったんだけど、

毎日かあさん 5 黒潮家族編

毎日かあさん 5 黒潮家族編

に、目の前に広がった世界に心を奪われるから、直前のこと(ドアを開けたまんま)ということを忘れてしまう、という話が載っていて、『子どもっていうのはそういうもの』と思うようになって、随分と楽になりました。いや、わずかの間、楽になった気がしているだけ、なのかもしれないけれど(ふむ)。

年末に長女の入園式当日の様子を映したビデオを見たのだけれど、今のわたしからしたら、「入園したばかりの年少さんにそこまで言わなくても」と思うことがたくさんありました。もっと口調はやわらかだったし、頭ごなしでもなく、一応「〜したほうがいいよ」みたいな感はあったけれど。

自分の心の中に無意識に作っていた「目標とする子ども像」みたいなものに長女が自分自身を沿わせていたころを思えば、単純なこと、こんなこともできないの?!という部分が出てきて、やっとバランスがとれてきたのかもしれないし、できないことがあって本人なりに緩めているのかもしれない、というところに、わたしの罪悪感は軽くしてもらっているな、とも思うんだけどね。

@ @ @

やっぱり第一子長女に求めるものは高すぎて、しかも手や目をかけずに、ひたすら本人に成長を求めていたところが強いな、と思いました。「後ろを振り返ることなく先に行く」という長女は、わたしがこれまで長女に暗に求めていたことの結果、それこそ「成長の証」だったりするんだろうな、と思うと、すごくせつなくて、そして、とても申し訳ない気持ちになりました。これは「母親にとっての娘」だから思うことなのかなぁ、とも。

そんな長女の今年の目標(本人がひとりで書いて貼っていた)。

  1. 言われなくてもしゅくだいをやる
  2. 音読をまい日やる
  3. わすれものをしない
  4. 3年生になってもあきらめない(4年生になっても!)

...何を「あきらめない」と決意したのかな??好きな人??(<同じクラスの男の子の○○くんが好きなのは、いろいろな話からバレちゃっているんだな、これが。)

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今年は、というか、今日からもう少し自覚しつつ、長女と話をしたいなぁと。向き合う、っていうほどではないんだろうけど、今しかできないことが毎日あって、それをないがしろにしていては...というのがね。本当に今の時間がもったいない。それは長男にもいえることだけれど。わたしも人として後悔したくない。子どもたちと過ごす時間も長いようで少ないわけだから...いや、オットとも、だね。

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