ひとつひとつ

今日は、幼稚園の大掃除。かの幼稚園は、学期末に大掃除があって、担任の先生といっしょに教室と廊下、玄関、外の側溝掘り!まで、父母といっしょに行うのです。しっかり掃除するのも参加方法だし、下の子を預かるのも、また下の子を連れてでもできることをやれば、それで十分「参加」になります。


今年度は、続けて室内の、窓拭きを中心にやっていました。教室内の様子を見ながら、そしてロッカーに貼られていた名前シールの跡(今日剥がした)を拭きながら、年度末を感じていました。大掃除自体も最後、なんですね。


長男も外に出て、側溝掘りをしていたらしく、顔に泥がはねていました。ほかのお母さんから「よく働いていたよ!」とな。連れてこられた子どもたちも、意外と真剣に取り組む子も少なからずいて、子どもの中の「勤労意欲」というものを感じさせられます。誰しも誰かの役に立ちたい、というのは小さくてもしっかりあるんだなぁと思いますです。


最後に、今年一年の作品を手渡され、その中に、1年間の造形活動に関する、とても丁寧に詳しく書かれたプリントがあって、この1年間の流れを改めて感じました。先生、どうもお世話になりました...。


今年は、わたし自身、園のお役の仕事で「追われる」かのような毎日で、まさに全力疾走。保育時間外の拘束なんて殆どなかったにもかかわらず、なんだかいつも緊張していたことで「いっぱいいっぱい」でした。今はゴールが見えて、走り抜けた感があって、自分なりに充足感でいっぱいな分、疲れやしんどさは消えてしまいましたが、あっという間に思えたこの1年も、先日わけていただいた保育中の写真や、今日の作品を眺めながら、この1年の重さを改めて感じました。こうして子どもが大きく育ち、それを支えてくださった先生方のことを思うと...胸がいっぱいになります。もうあと4日しかありません。