懇談会と授業参観


今日は授業参観。PTA会議室はこのところしょっちゅうだけど(笑)ひさびさ長女のクラスに入った気がする。「大きなかぶ」の授業を見る。以前に比べると、だいぶ落ちついた。代わりに、いろいろと名指しでウワサされている子が目立っていたけど、まぁ、それなりに授業にかかわっていたし、って感じかな。さんすうになるとつっぷしていた男の子も、今日はこくごだったから、大丈夫そうだった。


その後、懇談会。秋休みも近づいて、母は自分の仕事の期日のめどになっていて「この休みの間に」とばかり思っていたせいで、すっかり忘れていたけれど、初めての通信簿(今も昔も変わらず「あゆみ」<見本があったけど、字体も同じだったぞ!)を貰うんですね。


で、その説明が懇談会でありました。今回は学年での懇談会。午前中、幼稚園で「学年なんだよね」と話したら、先輩「小学生母」であるトモダチから「あー、それは『あゆみ』の説明だよ」とな。大正解!!ちなみに、「学年懇談会」になったことを伝える方法が、担任の先生によってまちまちなので、それまた不思議な感じ。まぁ、出る気で来た母なら、変更になっても校内の移動だけなんだから、関係ないといえばそうなんだけどね。おたよりひとつでも学級の違い(いやはや、先生の個性?)が出るなぁと思ったわけで。


「あゆみ」については、やはりそこは、学年主任のベテランの先生が話をなさって...1年生はこの時期までにまずは学校生活に慣れることが大事なこと、字も習ったばかりなのに、子どもが書いたり表したことだけで判断できるはずもないので、じっくり見ているところで、◎や○、そして無印という評価があるけれど、それに一喜一憂しないでください、とのことだった。中でも、通信欄において、(そのベテラン)先生の思いとして、基本的に一生残る(とっておく)ものだから、内容をとても考えていて、その子が将来、読み返したときに『自分はこのころ、こういうことに頑張っていたんだな』とかわかるような、そういうものしたい(今、気になる欠点みたいなことは連絡帳や電話で伝えよう)、と話されていて、ものすごく感動してしまった。


ちなみに、わたしの1年生(と2年生、同じ先生だった)の「あゆみ」の通信欄なんて悲惨。「落ち着きがない。私語が多い。忘れ物が多い。*1授業態度がなっていない。」と明記されており、日常の記録だって、△やら×がつけられている箇所もあったしね。視力が落ちてて黒板の文字が見えなかった、ということはあったから、それなりに私語もあり、落ち着かない子だったんだと思うけれど、あとで読むと、なんか嫌われていたんだなぁ、と思った。3年はともかく、4年の産休の先生にはベタ褒めされていたから、それを思うと、わたしが変わったのか、はてまた...ってなるんだよね。いやはや、そんなわたしの思いが、長女の学校の先生の話で、つい思い出しちゃったわけですな。


委員の仕事の流れで、懇談会が終わった後、そのベテラン先生とも初めてお話したけど(たまたま)、直接話をしてみても(ははは)、やっぱり「先生!」って感じがしました。長女の担任の先生は、すっごく人としていい...素直で、一所懸命で、まっすぐに頑張っている...んで、信頼はしているけど、つい、若い(2年目)から心配になっちゃって(ははは)。担任の先生でよかったな、って思うんだけど、学年にベテランの、こういう思いをもっていらっしゃる先生がいる、というのもとてもうれしいことだな、と思ったっす。小学校なんて、子どものこと見れる余裕なんかないでしょ、みたいに思っていたけれど、直接に見てもらえなくても、そういう雰囲気が(少しでも)ある中だったら、というかね。それが長女にどう伝わるかは、また違う問題だけどさ。

*1:長女と同じ!