楽しそうだった


昨日、運動会で撮ったビデオを見た。割といい位置で、長男たちの競技の様子を見ていたものの、ほかの学年のときだとか、あいにく見逃してしまったところもやっぱりあって、ビデオを見ながら、見ていないところがあちこちにあった。長男がとにかく楽しそう。特に、「なかま」である4人組を中心に、ほかの子たちとも組んだりして、本当に仲がよさげで、そして競技に燃えていて(ふふふ)。1学年上の年長さんの知り合いともじゃれていて、可笑しかった。


年長さんの踊りのとき、子どもたちが待機している席にて、その場で立って踊っている様子など、ちょうどかの4人組が揃って立ち上がって、ちょっとずつ真似をしながら、とても真剣に踊っていた...4人がそれぞれがんばっていた。そういえば、運動会の数日前に「年長さんに踊りを教えてもらうんだ」と言っていたっけ。


数日前から「あと○回寝たら運動会」とか、「今日は運動会だ!」と張り切っていて、例の競技のときもビデオを良く見てみると、入場する手前で並んでいるときから、鼻がふくらんんでいて、腕を振り、たいそう力が入っていた。自分の学年の踊りは「女の子みたいだ」と言って、ちょっと不満げだったけれど、当日はボチボチ踊っていたし、運動会を楽しめて本当によかったなぁと思う。閉会式ではすっかり疲れたのか、はてまた終わってしまった、というさみしさからか、ベタベタしていたけれど。


思い出してみても、わたしにとって、運動会なんて面倒で苦痛で行きたくないものだった。踊ったり走ったり、身体を動かすことなんて疲れるだけじゃーん、みたいな感じ。もともと得意じゃないしさ、外にいるのも苦手だし...そういえば、昨年の「お母さんの運動会」で「みんなで積極的に参加して、おまけに勝ったときには、すっごく楽しいものなのだ」ってことを初めて知ったような気がする。そういうオカンと比べたら、こうして楽しめること自体、とってもシアワセだなぁと思う。勿論、「運動会なんかいやだ。積み木で遊びたい。」と言っていた年少ちゃんの気持ちのほうが、子どものわたしとしては共感しているんだけどねぇ。