音読

長女がどうも音読のことを「どうでもいい」と思っているらしく、とにかく今までずーっといろいろなやりとりがあった。最初のうちは、子ども同士で競っているのか、1日にいくつも読んだりして、ひたすら数(量)ばかり、だったけれど、そのことを先生に伝えて、数ではなく質!ということになったと思ったら、今度はぜんぜん読まない。フォローしても、催促しても、怒っても、諭しても、そのときだけは読むけれど、オカンが何も言わなければ、ぜんぜん読まない。


どうやら長女の中で音読は「どうでもいい」と思っているようで、自分なりの優先順位でいうと、かなり下のものであり、下であるどころか、「やらなくてもいい」とみなしているようだった。冬休みだって、その日数分を1日でまとめて読んでいるありさまで、そのあと何も言わないままでいたら、実に1ヶ月半以上、何もしないままでいるわけで。


さすがに...と思って、こんこんと諭すも意味なし。あまりにもやる気がないし、フツウの先生だったら、かなり評価も下がってしまうわけで...ということで、先生に相談したところ、教科書に限らず、好きな本の何行かしっかりと音読してくれるだけでもよしとしまう、という配慮をいただく。その旨を伝えたら、このところはぼぼ毎日続けているけれど、さて。


先生もお忙しいのか、いちいちチェックはしていない、とのことで、長女のサボり具合も正確には把握なさっていない...というような感じで話してくださっていたけれど、さて。自分が先生だったら、こういうところこそ!とまではいわないけれど、こつこつがんばっている子がいたら、やっぱりそれは評価するよな。わたしも毎日ちょいちょい読むことの「効用」って思うと微妙だとは思うけれど、とはいえ、音読がまるで無駄、ともいえず。毎日必ず!とはいわずとも、ぼちぼち読んでほしいなぁ...とか言っているうちに、もう終わるな、この学年!!!


ちなみに、最近読んでいるのは、教科書の「たぬきの糸車」というお話。いつも「たぬきの口車」って言っているんだけど、長女はとりあってくれず。たぬきだけに、口車...なんてね、そんなことを考えることぐらいしか音読につきあう楽しみは親側にはないよ。