手を変え品を変え?

長女の中では、明らかに「優先順位」があって、確かに「興味」の度合いがいちばんポイント高いみたいだけれど、それでも本人なりに状況も考えてのこと、というのは、オカンにもわかっている。実際、何が大事か?どこが大事か?というのは、本人次第だし、それが本人らしさになるわけだからさー、なんていうのもわかっているんだけどねぇ。


とはいえ、親としては(しかもまだ長女は小学校1年生だし)、何も(ほとんど)言わないままでは、無責任というものであろう、という気持ちもあるしさ...ってところなんだけど...迷っていたら、長女のピアノの先生(でもあり、同じ幼稚園に通う母同士でもある)と長女の様子について話していたら、長女はとっても男の子っぽくって、ほかに通っている女の子たちとはタイプが明らかに違うんだそうだ。興味があるとか、納得しないとやらない、っていうのがはっきりしているようで。押し付けても身にならない、って感じ。確かに、わたし自身、こつこつと努力を重ねて結果を出す、というよりかは、興味や好き嫌いだとか、ここぞというときに集中してがんばる、っていう感じだから、わからないわけではないんだけど...っていうか、そういう話になって、いやはや、タイプが似ているのか...と、なんだか不思議な感じがした。


そんな折も折?、先日行われた市の生活意識調査がテストの結果と共に返ってきた。「べんきょうはすきですか?」>「どちらかといえばそう思う」に○がされていた。「国語のべんきょうはたいせつだ」には「わからない」に○がついていた。算数のところを見たら「あまりすきではないが、勉強は大切だと思う」んだけど、問題を解いたり新しいことを学ぶ折には、消極的な態度で臨んでいるようで...意外だと思う回答が並んでいて、なるほど...って感じ(正直、ちょっとがっかりしたのが最初の意見かな、よくよく考えてみれば、そういうところもわかるか、ってところなんだけど)。


冷静に考えていたら、いささか子ども(長女)に対して「毎日決められたことをちゃんとこなしていってほしい」って仕向けすぎた、と思って、どう接するか考えているところ。ただ、ピアノのコンクールを控え、練習もちゃんとやってほしいし、レッスンが増えてやっぱり忙しいし、学校の宿題や準備も、遊んだりぼんやりしたりマンガを読む前にやってほしいんだけど、そればかりになっちゃうと、オカンの口が開けばすなわち「〜した?」って感じで、がみがみ言われている感が長女にしているのも確かなんだと思う。つい、さっき、消しゴムをランドセルの適当な場所に入れていたことを発端に、ひどく言い争いになり、長女は「もういいっ!」と泣きながら怒っていた。しばらくして話をしたら、わかってくれたようだけれど、結局、自主的にピアノを練習するわけでもないし、明日もって行くものも出しっぱなしだったりするんだけどなぁ...ふー。

そうそう、先の意識調査で「自分の思ったことや考えたことをすすんで話すようにしている」とあったから、確かに、以前のおとなしい長女とは違って、ばんばん自分の意見を前面にだしてきて、それはそれでオカンが長年抱えていた心配事がなくなったけれど、その分、衝突も増えたわけで、オカン自身も「今までの」ってわけにはいかなず、新たな心構えが要るんだなぁと実感した日曜であった。ほー。