小学校は二の次

先週金曜日、小学校のクラス懇談会だった。先日行われた運動会のこと、最近の様子、これから始まるプールや3年生との交流遠足のことなどが話題だった。クラス35名中、25名ほどの出席。なかなか集まっているなぁ、というのが実感。


長男を連れての出席だったので、早々に席に着くと、隣に同じく下の子連れのお母さんが座る。話をしていて、お名前を思い出す(昨年のイベントの委員の折、いろいろな方に協力いただいたけれど、名前と顔が一致してないままで(汗))。女の子のお母さんで、長女のことも「足が速いですね」とおっしゃってくださったり。


担任の先生は翌日が結婚式。おなかもだいぶ目立ってきて(10月初めが予定日)、あと2ヶ月もしないうちに産休に入る。「子どもたちのいいところをひとつでも多く見つけて、次の先生にしっかりと伝えたい」ということばを聞いて、かなり寂しい気持ちになった。「でき婚」そのものは複雑な心境もあるのだけれど、とはいえ、やっぱり信頼できてステキな先生だし、もちろん赤ちゃんはおめでたいことで「授かりもの」だし、お母さんになることは先生という仕事にも大事な経験だとも思って祝福しているけれど、やっぱり3年生になるまでいっしょに過ごしてほしかったなぁという気持ちでいっぱいだ。


ひとりひとりお母さんたちが一言ずつ話をして、懇談会終了後も、何人かのお母さんは残ってお話をしていた。中に、最近、よく名前に出せれている男の子のお母さんもいらして、わたしがほかのお母さんといっしょに廊下の絵を見ていたところ、そのお母さんがお話が済んで、教室の中から出てきた様子だった。「ウチの子が○○ちゃん(長女)にいろいろと迷惑をかけてごめんなさい。本当にすいません。」とおっしゃるので、とてもつらかった。「迷惑だなんてとんでもない!!どうぞ気にしないでくださいね。」と言うのが精一杯だった。見れば、涙ぐんでいらしてね...確かに、いろいろとウワサされていて、わたしも「大丈夫かなぁ」と思っているところはたくさんあるんだけど、ウワサされていること自体の質を思うと、本当にいやな感じだったりするし...。


上履きがなくなる(=隠される)というのが頻発しているというクラスもほかにあって、そのクラスは懇談会も紛糾?!したとかしないとか。ゴミ箱に捨てられていたり、中には見つからないままの子もいるんだそうだ。よく聞く話だけれど、ものすごく気分の悪いこと。まだ2年生になったばかりなのに。


それを思うと、ウチのクラスは(今のところ?)それぞれの子どもの様子を聴きあったりしながら、のんびりと過ごせてよかったけれど。クラスの外では、とにかく話題にされている男の子が2人いて、その子たちやその母を思うと、気が重いんだけど...ね。とはいえ、ウチのクラスも夏休み明け、どんな先生がいらっしゃるのか。どんな先生だって、初めての先生なわけだから、慣れるまで雰囲気が...心配だよなぁ、とも思う。それもまた経験なのかなぁ、とも思うのだけど。


それにしても、相変わらず、オカンは小学校のことは二の次だなぁとまたまた感じた。特に、今は幼稚園のお役が忙しいとはいえ、本当に何も知らないなぁというのもあるし、関心が薄い、ってことに気づいたわけで。どうでもいい、っていうのではなくて、わかりにくいままに流してしまっている、というか。干渉しすぎるのもよくないし、どう関わればいいのかよくわからない、っていうのもあるし。いやはや、長男のことだって、必然的にわかることはたくさんあるんだけどね、ってことだけで、要は自分のことでいっぱいいっぱいなのかも。