せみ問答

長男と、たまたませみの話が続いたので、３つばかり。

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今年は、暑くなってすぐにせみが鳴かなくて（いや、鳴いていたのかもしれないんだけど、夏休みになって家にいると聞こえてこなかった：近所には木はたくさんあって、今はかなりうるさいくらい鳴いている）、長男が「暑くなって夏になったのに、今年はせみが鳴かないね...」と、しみじみ言っていた。それからほどなく、あちこちで鳴くようになったんだけどね。

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数日前、駅に向かう歩道を歩いていたら、せみの死骸がふたつ。その先に、せみの抜け殻をひとつ。
見つけるたびに、とびあがらんばかりに驚く長男。興味はあるし、嫌いなわけではないけど、やっぱりコワイらしい（なんせ、心配性のびびりなもので）。

せみの抜け殻を見て、「これがせみの幼虫で、ここから抜け出て、せみになるんだよ」といったら、すっごく驚いていた。
「この抜け殻の幼虫が進化したら、せみになるんだ...！」と、復唱。いやはや、進化というのは、ポケ○ンのせいだな。

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「せみはなんで鳴くの？」と訊くから、「なんでだろうねぇ」と返してみた。
すると、長男は「メスのせみを呼んでいるんだよ」...いやはや、思いのほか、現実的な回答でしたな。きっと、そんなところだろうと思ったけれど...でも、本当にそうなのかな？？ともチラリ。