前期終了

昨日、小学校は終業式。前期が終わりました。これから3連休をはさんでプラス2日、合計5日間が「秋休み」です。お友達の小学生母たちは、この休みに何をする?どこかに行く??という話題が出ていましたけれど、幼稚園はカレンダーどおりあるわけだし、係がある運動会やらその予行演習、さらにその先にあるイベントを思うと、まずはそれに備えてのんびりしたい、というのが何よりも本心なわけで。


昨年は「◎・○・無印」だった通知表が「◎・○・△」になりました。産休に入った先の先生と先月から代わった先生の連名で書かれた(正確には「プリンターで打ち出された」)通知表、昔と違って、よいところしか書かないこともあって(それはそれで将来にはきっと「いいこと」であるけれども)、普段の学校生活について、少しでも知りたいという部分では役割をなしていない気がします。それぞれの教科の「意欲」のところ、必ずしも「◎」ばかりではないにもかかわらず、「積極的に」「意欲的に」取り組んでいる、と所見にはあったりするしね。まぁ、書類として、もとよりよくわからない記入方法なんだろうなぁ。


こうしてもらってみると、あれこれ思うことはあるんだけど、実際のところは、わたし自身、自分のお役やらもろもろが忙しくて、もらってくること自体、すっかり忘れてしまっていた、というくらいで。秋休みで学校が休み、という認識はあったのだけれど、通知表を持って帰ってくる、ということは、ほんと忘れていた。その週の月曜の懇談会でその話題があったにもかかわらず、と思うと、わたしにいかに余裕がないか、ってことなのか。


わたし自身がもらっていたときには、親(育ての親であるところの祖父)の反応が怖くて怖くて。各教科の3段階評価の成績はもとより、生活態度や所見にいたるまで、数日前から「結果」にドキドキしていたのが、高校までずっと続いたわけでさ。それなりにいい成績だったり、問題のない生活態度でないと、その後の休み中の生活の窮屈さが明らかに違ったわけで。悪かったりした夏休みなんて最悪で、親の機嫌は悪いし、だらだらしていたり遊んでいると勉強しろと言われるし、外に遊びに行くのもすっごく大変だった(代わりに、よかったときには、すごくゆるくなったり、何か買ってもらえたり、その差が激しかった)。


おかげで、がんばった部分もあれば、よくなった部分もあるだろうけど、ある程度の年齢になってからは「学校の成績さえ、とりあえずよければ」と思うようになっちゃったし、その中で、したいことをやろう、って思ったから、よかったのか悪かったのか。ウチは「育ての親」という面で「預かっている責任がある」という部分を思えば、まぁ仕方ないところもあったんだろうなと思えるけれど、実の親だったら、その当時、かなりの不信感を盛っただろうなぁと思う。成績でひどく態度や対応が違ったら、やっぱり子どもとしてはさみしいものがあるよねぇ。親となった今では、その気持ちはわからないでもないんだけれども。