公開授業週間

先週木曜から3日間、長女の小学校の「公開授業週間」でした。朝から帰りまで全クラスの時間割が配られていて、どのクラスにいつ行ってもよく、また保護者に限らず、地域にも開いている...ようで、保育園のお散歩集団がいたりして、なんだか不思議な感じでした。保育園の人たちはともかく、防犯のことを思うと、すごく怖いし...なんて、そういう目で見たら、すごくキリがないし、ネームプレート一枚で解決できる問題ではないんだけども。


3日間のうち、初日、長男を幼稚園に送ってから出かけたら、ちょうど2クラス合同で「読み聞かせの時間」でした。専門の女の人が3名いらっしゃっていて、絵本や本を片手に読み聞かせを3話...学年の中でも、いろいろと問題の多い(&隣同士ではない)2クラスがたまたま合同だったのだけれども、どちらも落ち着かない、集中力がないのだけれど、長女のクラスの生徒が際立って「落ち着かない」状態だった。サポートの先生、週1回来ている男子学生がいて、それぞれが「担当の」子どもの隣や抱きかかえながら話を聞いているんだけど...それでも。その子たちだけでなく、他の子も(そして長女も)ダレ気味。いちばんウケていたのは「さよなら三角また来て四角、四角は豆腐、豆腐は白い...」の手遊び歌で、最後の「光るは、おやじの...」だったかも。


男子学生の人が抱きかかえてフォローしていた男の子(先日のにっきで長女を泣かせた△△くん)が、今、長女の隣の席で。学期の初めは、もうひとりのサポートの先生がびったりいつでも横にいる男の子の隣やら後ろらへんだったところから離れたと思ったら、今度はこっちか、というのが正直なところ。前回の授業参観の折にも(いちばん後ろの席だったので、親たちの目の前で)隣の女の子にちょっかいを出し続けているところを見ていただけに、大変気が重かったのだけれど、ね。


読み聞かせの後、中休みをはさんで、だらだらと子どもたちが戻ってきたり来なかったり(チャイムが鳴らないからダラダラ感が否めず!)、ひと悶着あった(女の子数人がちょっとあって15分以上遅れて戻ってきて、事情聴取?!の後、みんなの前で謝らされていた)あとで、3・4時間めは図工。さつまいものリース作りで、各班ごとに机を向かい合わせにして...だったので、いちばん後ろの席で長女とその男の子が向かいあわせに座って...で、なんだかんだしているうちに、その男の子が話しかけてきたこともあって、折り紙の折り方を教えてくれたり(本来、折り紙なんか折っていてはいけないんだけど)、リースを作りながら「ここにこれをつけてさ!」と説明してくれたり。こうして話をしてみると、決してわからない子ではないし、かわいげもあるんだけどなぁ...。ちなみに、土曜に出かけた折にも、わたしに話しかけてくれたりしていたし。


何かと話題にのぼるふたりの男の子のうち、今、隣の△△くんは「やんちゃ」の具合が激しいだけ、という感じで、「話せばわかる」ほうだと思うんだけどな。先日も委員会の後にのぞいたら、廊下の外に出て、暴言を言っていたけど、なんだかさみしそうだったりしてね。自分んちの子とのかかわる部分を除いて思えば、気持ちを理解したい部分もあるんだけどね...。


そういう「情」の部分はさておき、ほかのクラスも見ればよかったのかもしれないけど、なんともいえない感じはやっぱり残る。さすがに、サポートの先生が入ってくれているので、以前のような騒然とした感じはなくなったけれど、とはいえ、人の話を聞く、というところができているのかどうかは、はなはだギモン。まぁ、そうすぐに身につくものではないといえば、そうだけれども。