今年度最後の授業参観

昨日は「今年度最後の授業参観」でした。とはいっても、通常の授業ではなく、町たんけんの発表会ということで、なんだか気の抜けるような内容でした。先日の発表会よりかは見栄えがするように手が入れられていて(見えにくい部分を大きくしたり、写真やフリップ、ポスター的なものを多用)、よくなっていましたが...。


いつもはある特定の男の子と、そして時折、もうひとりの男の子のそばにいる「サポートの先生」が今日は別の女の子のそばについていたのが、突然どういう変化なんだろう、と、ふと思ったけれど、その男の子たちも特に目立った行動もなく、発表が進んでいたし、その女の子はとても小さい子なので、先日見たような小突くことやら引っ張るようなことはなく、ほっとした。


何も気になる点がなかったのは、大きい進歩だったろうけれど、同時に、もうすぐクラス替えだし、みたいなところもあるのかなぁと感じた。でも、まぁ、「こんな程度なんだ...」みたいなところはやっぱり残った。ほかのクラスのおかあさんとも何人か話をしたけれど、「これだったら最後まで見なくても」「わざわざ行くほどの内容でもない」「あっという間に終わってしまった」などなど、「なんだか『発表』という形でお茶を濁された(普段の生活を感じさせない)ように感じた」というところだった。


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先日、長女が夜に起きてきて、ぽつりぽつりと話しながら、泣いていた。友達関係では、それなりにきついこともたくさんあるよね...ってことなんだけど、乱暴な男の子がもいやなことをしつこく言ってくることや、友達なんだけど、勝手に「ターゲット」と言って、イヤがっているのに追いかけてくるだとか、順番においてけぼりにしている子がいたり...よくあることといえば、よくあることだけど、ベースに「友達」という関係が果たしてどのくらいできているんだろうか、ってところがアヤシイわけで。相手の冗談やふざけ加減が、された側にはかなり悲しい気持ちになって、しかも、そのことにしたほうが気づかない、というのがなんだか考えさせられてしまって。これが小2だから、といえばそうなんだけど、もともと「きちんとした友達関係」ってほど強いものではないような気がしていて、だからこそ、なんだか余計に心配になってしまうのかもしれない。


先生が代わって半年、だいたい月イチで席替えをしているんだけど、あちこちで名前が挙がる男の子2人いて、6回中4回、そのどちらかの男の子と同じ。しかも、隣りでなかったときの2回だって、斜め前や横にはいたりするわけだから、先生の意図的なものを強く感じてしまって...しかも、くじで決める体裁をとっているらしいけど、子どもたちは「先生が決めているんだよ」ってわかっているんだそうで、それがまたなんとも...。


長女が泣くこと自体、本当にめずらしいことなのに、またその男の子の隣になってしまって...なんだかあまりにも長女を...たぶんそのウラには「この子のお母さんなら文句を言ってこないだろう」みたいな、そんな「利用された」ような気持ちになってしまった。今の先生に対して、なんだかうっすら感じる言葉の軽さ...一見、学級通信もこまめに出していて、そこには至極まっとうなことが書いてあるけれど、そういうのを見れば見るほど、なんだかうすっぺらい感じが見えてきてしまうんだった。


親に対する対応がマニュアル的であってもそれは仕方ないところだと思うけれど、どうもその言葉に感情が伴っていない感じ。そこに気持ちがないような。そんなことを言い始めたって仕方ないとは思うものの、どうもね...。