友チョコ、ねぇ...。
今日の土曜日はバレンタインデー。幼稚園のころは「禁止」だったし、特にそういう話題も子どもたちから出ることもなかったので（いや、中には、モテモテくんもいるから、園から離れたところでやりとりはあるみたいだけどね！）、小１だった昨年も、毎朝いっしょに登校している男の子にあげたくらいで、あとはお父さんと長男だったり、出かけた先で手土産代わり...ってくらいだったかなぁ、どれもあくまで、オカンの考えを中心にプラス長女の意向みたいな、とはいえ、数は限定されてますよ、というそんなレベルで。
今年は...ちょっと前から「○○ちゃん（女の子）から『友チョコ』しようっていわれたんだけど...」というので、「そういうのってキリがないからやめておいて。」と断ってみた。そっか、今は「友チョコ」なんてあるんだなぁ...その○○ちゃん、っていうのは、うーん、うまく説明できないけどさ、お母さんもとてもいい人で、よくしてもらっているんだけど、たぶん、教育方針というか、なんというか、違うだろうなぁ、というのはあってね。
そしたら、昨日金曜日（つまり前日）、まずは帰宅早々、クラスの女の子から「市販品」のものをもらってきた。同じクラスだし、遊んでいる話の中に名前が出ることもあったけど、別段、放課後遊んだこともないし、お母さんの顔もわかるけど、挨拶もあまりしない感じ（いや、向こうがこっちを知らないからですよ）なので、「へー」と思ったら、どうやらその女の子は、10個くらい持ってきていたんだそう。ちょうど夕方、習い事に出かけるので、もよりのスーパーに出かけたら同じものを売っていて...失礼ながらもお返しの都合があるので、お値段を見たら「525円（税込）」でした。いやはや、うーん、ちょっと高くないっすか？？？（だって10個買っていたら...さ！）あ、こちらも同じ額のものを選んで買いました...あー、貰ったのがひとつでよかったわ...。
もっと驚いたのは、その習い事に出かけた先で（そこには同じ小学校＆同じ学年の女の子たちがたくさんいる）、みんなが「手作り」チョコのものを持ってきていたこと...！！そして、そのお母さんたちが「ゲンナリ」していたこと（笑）。どうやら「金曜、クラスの子たちと友チョコ交換するから、何か作りたい！」という話になり、前の日なり、その前の前の日なりから、せっせと（主にお母さんが）作っていたんだそうだ。数はだいたい10個〜20個くらい。姉妹がいれば、×（かける）その人数、ってなわけだ。
ひとつひとつは（お母さんの力量にもよる差こそあれ？？）「手作り」のもので、ご挨拶程度でかわいらしいものだけど、その数の単位がそうなってくると...さすがに大変だよね。今年はこんな程度で済んだけど、同じ手作りでもだんだん母同士の力量披露の機会になってくるとさ...あまりに意地悪な言い方ですけど...一大イベントになってしまうよねぇ...。
へんな話、先に「あげる」と言っていた子からは必ずしももらえなかったみたいだし、子どもたちも配るほうが今のところ楽しいから「あげておしまい」ってところもあるんだけど、そのうち「もらった」「もらえなかった」みたいなところで、いろいろ思うことになりそうだし、あとは「もらった」側だって、その親もお返しとかね...いやはや、結構、エスカレートしそうな勢いがありまして。
「学校にそういうのを持ってきてハデにやったらマズイだろう」と思っていたら、男の先生は子どもから貰っているらしいし（「ありがとう！」とかいって、おおっぴらに！）、極論をいえば、ケータイのように「学校でのやりとりは禁止！」としてほしいくらい。個人的にやりとりするのはいいけれど、ばらまきみたいなのはイヤだなぁ、なんて。
ささやかであっても、お母さんにはツカレタ感があってさ、なおかつ、子どもたちも訳もわからず、ただ「あげている」だけ、っていう図はさ...と思いつつ、同時に、そういうところを気づかなかったオカン（わたし）のもとにいる長女は...やっぱり気の毒だよねぇ。突然言われても、そこそこのものが作れるくらいの、そういうオカンになってない、というのは、長女が不憫だわ...なんて冗談交じりだけど、チラリ。
もとより、今年に限ってはそれどころじゃない、というかさ、そんな（よくわけわからない）お菓子作りにつきあっている時間は申し訳ないけど、ありませーーん！というのは正直なところで、まぁ、それもまた、長女には悪いなぁとも思うんだけど、結果的には、そういうのに巻き込まれなかったのはよかったなぁと...来年以降はまた違うのかもしれないから、事前調査なり、ちゃんと考えておかないと...とも思ったのだけどさ（いや、基本的には、巻き込まれたくないんだけども）。
それどころじゃない、という割には、こうして日記は更新しているじゃーーん、というツッコミはなしでお願いします（ほほほ）。
