子どもたちには??

大学全入時代とか、この10年20年で大きな変化があってさ、自分の経験が子どもたちに生かせないというのは、そういうことでなくても十分に骨身にしみて?!強く感じていることだけれども。つい、帯にあった言葉にひかれて(ふぅ)買っちゃいましたよ。


一般入試で入った学生の割合だとか、入試システムの変化だとか、人気企業ランキングのからくりだとか、実際の雇用の状況のいくつかの指摘だとか...いやはや、既存のイメージとは違う...というのは確かですが、もとより「現実は自分が作り上げたもの」という感覚が...人それぞれの認識の差があって、見えている世界はその人だけのもの、みたいなところがあるから、何でもどのようにも言える、とも思っているんだけどね。


学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識
海老原 嗣生
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とはいえ、いくつか考えることはありました。特に、子どもたちにとっての将来っていうのは、というかね。結局は、本人たちのやりたいことを見つけて、なんとかやっていってもらうしかないんだけど、この「やりたいこと」というのがクセモノで。やりたいことなんて所詮ないのかもしれないし、何かをやり続けていく中でやりたいことが見つかれば、ラッキー!くらいなものかもしれないけれど。でも、それを支える力を自ら身につけていかないとね。少なくとも「生きていてつらいこと悲しいこともあるけど、でもまぁ、楽しいことだってあるしさ!」みたいな感覚があって...うーん、うまくいえないけれど。


でも、なるようになるし、なるようにしかならない、っていう感じかなぁ。最後は「自分」だものね。