絵本の読み聞かせボランティア

今年度から初参加の絵本の読み聞かせボランティア、とうとう今月と来月でおしまい。全部のクラスをまわってみると、先生と子どもたちの様子がたかだか15分くらいの間でも、よーーーーーーーーく伝わってくる。「1年生が肝心!」と思われているせいか、概して「厳しい」印象なんだけど(ほんとぎゅーーっと押しつけられている感じがありあり)、とりわけ、あるクラスがね...中表紙を開いて、さーて話を始めるよ、というところで、こちょこちょっと話した子どもに対して、先生が「しーーーーっ!」と制していたんだそうだ。わたしが行ったときも、子どもたちは机にきちんと座ったままで、「後ろのほうの人は絵が見えないかもしれないけど、話を聞くのも楽しみのひとつですからねっ」とピシャっと言い切って、げんなりしてしまった。手に持った「絵本」なのにね。聞いて楽しいなら、それ相当の物語を持ってくるってば。別のクラスは、担任の先生が体調不良で、今は別の先生がいらしているんだけど、なんだかいきいきとしていたそうだ。話を聞いてくれないのは困るけど、本のことをこちょこちょっと話したり、笑っちゃったり、ふと何かリアクションしてもいいのに...絵本を紹介する、というところもあるけど、同時に、よく知られている本でも「ともだちといっしょに話を聞いた」という経験が大事なのに、と思うんだけどね。長男のクラスは、ほどよくリアクションがあって、先生もこわいんだけど(ははは)、話の後に感想を子どもたちに聞いてくれるので、よいのだけれど。その長男のクラスが来月(今年度最後)、何を読もうか今から考え中。

ちなみに今日読んでみたのは、

お化けの冬ごもり


意外とリアクションが薄くてガッカリ。やむなく、こちらを取り出す。

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん


おかげさまで、こちらはオオウケ!よかった、よかった...間の「ひぃ」はちょっと楽をさせてもらった...いいのか?!と思ったけど、大変なもので、息の続く範囲でやめさせてもらいましたが。


読み聞かせを続けている同じ母から「キャラクター系ですね」とな。どうやら絵本の読み聞かせをする人の好みとして「キャラクター」のほうの人と、「ナレーション重視」のタイプに分かれるんだそうだ。いやはや、確かにそうかも!もともとそうだ、というのもあるし、何より長男が好きな本というのもあるんだけどね。